FXデイトレード初心者必見!安全なデイトレード手法の7つのステップ

FX取引の中でも、デイトレードは注目を集めている手法です。一日の間にポジションを立て、その日のうちに決済することからこの名前が付きました。値動きの大きな通貨ペアを使い、短期の値動きから利益を狙います。手堅く運用すれば副業としても挑戦できる魅力があります。しかし一方で、ハイリスク・ハイリターンと言われるリスクの高い取引形態でもあります。本記事では、デイトレードの基本を解説するとともに、初心者でも安全に始められる6ステップを紹介します。

デイトレードの基本を学ぶ

デイトレードは、一日の短い時間の中で売買を完了させる取引手法です。相場の値動きが短期間で大きくなることを利用します。そのため値動きの大きな通貨ペア、例えばポンド円やユーロ円などのメジャー通貨ペアを選ぶ必然があります。一方で短い時間で利益を狙うため、リスクも高くなります。デイトレードでは取引の基礎知識に加え、チャートの読み方や大口の動きを読み解く能力が重要視されます。

デモ口座で練習する

本番の取引に入る前に、デモ口座や無料の仮想通貨で練習することが不可欠です。デモ口座を使えば、実際の取引に近い環境でチャート分析や注文実践ができます。取引の流れを確認し、自分なりの売買タイミングを探る練習をしっかり積みましょう。楽観的にならずに、冷静にリスク管理ができるよう心構えを整えることも大切です。

取引スタイルと戦略を決める

デイトレードには、スキャルピングや範囲裡取引など様々な戦略があります。自分に合う取引スタイルを見つけることが成功への第一歩です。例えばスキャルピングは短時間で何度も売買を行う高リスクな手法です。一方、範囲裡取引はサポートラインとレジスタンスラインの間で売買するロー・リスクな手法です。実際の取引で利益を出せそうか、自分に合っているかを検討し、望む取引スタイルを選びましょう。

資金管理計画を立てる

デイトレードでは多額の損失を被るリスクがあります。そのリスクを最小限に抑えるには、事前に資金管理計画を立てること。まず1度の取引で使う資金(ポジション数量)を決め、損失が出た際の限度額も設定しておきます。初心者は口座資金の1〜2%を上限に抑えることが賢明です。また、1日の損失限度額をあらかじめ決めておくのも大切です。リスク許容度が高ければ20%、低ければ5%など、自分に合った水準で設定しましょう。

良いエントリー・チャンスを見極める

デイトレードでは、タイミングが命です。いつ買い、いつ売るのが適切かを見極める技術が求められます。FXチャートの値動きを分析し、値頃感や売買のチャンスを探る必要があります。値頃感を判断するには、指標やインジケーターを活用するのが有効です。一目均衡表やボリンジャーバンド、RSIなど、見やすいインジケーターを探して活用しましょう。チャートの形状やキャンドルの動きにも注目します。実際に売買する際は注文方法を熟知し、スムーズに発注できるよう準備を万全にしましょう。

冷静にリスク管理する

デイトレードは一朝一夕にして損失が生じる可能性があり、冷静な判断力と強靭な精神力が不可欠です。利益が出ているうちは良いものの、損失に見舞われた時の対処法を心得ておく必要があります。不安になり無理な取り返しを図れば、さらに損失が拡大するリスクがあります。落ち着いて自身の資金管理計画を確認し、次の有望なチャンスを待ちましょう。損失が限界額に達した時はその日の取引を中止する、という具体的なルールの下で淡々と取り組むことが重要です。ルールに則った冷静な営業こそ、デイトレードの鍵となるのです。

適切なタイミングで決済する

デイトレードの最大のポイントは、いつ決済するかを的確に判断することです。利益が出ているうちは良いのですが、一旦損失に転じた場合はいつまでも持ち越さずに決済することが賢明です。損失が拡大する前に、あらかじめ決めておいた損切りラインで確実に決済しましょう。逆に利益が出ている場合も、過度な利益を求めすぎると一転損失に転じかねません。目標とする利益ラインを設定し、十分に利益が出た時点で確実に決済することが肝心です。感情に流されずに冷静に判断し、臨機応変かつタイミングを逃さずに決済行動に移ることが、上手なデイトレーダーの条件となります。