【FXのトレンドフォロー】3つのやり方とお金を稼ぐ方法

FXのトレンドフォローとは、為替相場の長期的な動きに沿って取引する手法です。

トレンドフォローは、相場の変動に左右されずに安定した利益を狙えるというメリットがありますが、その反面、トレンドが変わるタイミングを見極めるのが難しいというデメリットもあります。

そこで、この記事では、FXのトレンドフォローにおける3つのやり方と、詳しく解説します。

1. 移動平均線を使ったトレンドフォロー

移動平均線とは、過去の為替レートを一定期間で平均した値をプロットした線のことです。
移動平均線は、相場の中長期的なトレンドを捉えるのに有効な指標です。移動平均線を使ったトレンドフォローのやり方は以下の通りです。

・ 長期的な移動平均線(例えば200日移動平均線)と短期的な移動平均線(例えば25日移動平均線)をチャートに表示します。
・ 短期的な移動平均線が長期的な移動平均線を上抜けたら、上昇トレンドが始まったと判断して買いポジションを持ちます。
・ 短期的な移動平均線が長期的な移動平均線を下抜けたら、下降トレンドが始まったと判断して売りポジションを持ちます。
・ ポジションを持ったら、トレンドが変わるまでそのまま保有します。

移動平均線を使ったトレンドフォローのコツ

・ 移動平均線は遅れ性があるので、トレンドが変わるタイミングに遅れて反応することがあります。そのため、移動平均線だけに頼らずに、他の指標やニュースなども参考にすることが大切です。

・ 移動平均線は相場のノイズ(小さな値動き)を除外して滑らかに表示するので、相場が横ばいになっているときはあまり役に立ちません。そのため、相場がトレンドに乗っているかどうかを判断することが重要です。

・ 移動平均線の期間は自分の取引スタイルや目標に合わせて調整することができます。一般的には、期間が長いほどトレンドの方向性が強くなりますが、反応速度は遅くなります。逆に、期間が短いほどトレンドの方向性が弱くなりますが、反応速度は速くなります。

2. トレンドラインを使ったトレンドフォロー

トレンドラインとは、相場の高値や安値を結んで引いた線のことです。トレンドラインは、相場のサポート(下支え)やレジスタンス(上抵抗)の役割を果たし、トレンドの強さや持続性を判断するのに有効な指標です。
トレンドラインを使ったトレンドフォローのやり方は以下の通りです。

・ 上昇トレンドの場合は、相場の安値を結んで引いた線を上昇トレンドラインとします。
・ 下降トレンドの場合は、相場の高値を結んで引いた線を下降トレンドラインとします。
・ トレンドラインに沿って取引します。つまり、上昇トレンドラインがサポートされているときは買い、下降トレンドラインがレジスタンスされているときは売ります。
・ トレンドラインがブレイク(突破)されたら、トレンドが変わったと判断してポジションを反転します。

トレンドラインを使ったトレンドフォローのコツ

・ トレンドラインは主観的に引くことができるので、人によって引き方が異なることがあります。そのため、自分だけでなく他のトレーダーも注目しているであろうポイントを選んで引くことが大切です。

・ トレンドラインは一本だけではなく、複数本引くことができます。例えば、上昇トレンドの場合は、強い上昇トレンドラインと弱い上昇トレンドラインを引くことができます。

強い上昇トレンドラインは、相場の安値が高くなっていることを示す線で、弱い上昇トレンドラインは、相場の高値が高くなっていることを示す線です。このように複数本のトレンドラインを引くことで、相場の動きに対応することができます。

・ トレンドラインは必ずしも直線である必要はありません。曲線や放物線なども使うことができます。曲線や放物線は、相場の加速度や減速度を表すことができます。

どちらのやり方もメリットとデメリットがありますので、自分に合ったものを選んで実践してみてください。FXのトレンドフォローは、根気強く取り組むことが必要ですが、その分大きな利益を得るチャンスもあります。ぜひ参考にしてください。