【FXの指値注文】初心者向け使い方や成行・逆指値との違いを簡単に解説!

FXの取引には、指値注文という方法があります。指値注文とは、あらかじめ決めた価格で取引を行う注文のことです。指値注文には、成行・逆指値という2種類の方法がありますが、それぞれどのような特徴やメリット・デメリットがあるのでしょうか?

この記事では、FXの指値注文の使い方や成行・逆指値との違いをわかりやすく解説します。

指値注文とは

指値注文とは、あらかじめ決めた価格で取引を行う注文のことです。例えば、現在のドル円レートが110円であるとします。この時、111円になったら売りたいという場合には、111円で売るという指値注文を出すことができます。

このように、指値注文を使うと、自分が望む価格で取引を行うことができます。

指値注文には、以下の2種類の方法があります。

・成行(なりぎ):現在の相場よりも有利な価格で取引を行う注文
・逆指値(ぎゃくさしね):現在の相場よりも不利な価格で取引を行う注文

それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

成行とは

成行とは、現在の相場よりも有利な価格で取引を行う注文のことです。例えば、現在のドル円レートが110円であるとします。この時、109円になったら買いたいという場合には、109円で買うという成行を出すことができます。

このように、成行を使うと、自分が望む価格になった時に自動的に取引を行うことができます。

成行のメリットは、以下の通りです。

・目標価格に達した時に確実に取引が成立する
・自分で常に相場をチェックする必要がない
・利益確定や損切りなどの戦略を事前に決めることができる

成行のデメリットは、以下の通りです。

・目標価格に達するまでは取引が成立しない
・目標価格付近で相場が急変する場合には約定されない可能性がある
・指値注文を出した後に相場が反転する場合には損失を拡大する可能性がある

逆指値とは

逆指値とは、現在の相場よりも不利な価格で取引を行う注文のことです。例えば、現在のドル円レートが110円であるとします。

この時、111円になったら買いたいという場合には、111円で買うという逆指値を出すことができます。このように、逆指値を使うと、自分が望む価格よりも高く買ったり低く売ったりすることができます。

逆指値のメリットは、以下の通りです。

・相場の流れに乗ることができる
・相場が急変する場合にも約定されやすい
・指値注文を出した後に相場が反転する場合にも損失を抑えることができる

逆指値のデメリットは、以下の通りです。

・目標価格よりも不利な価格で取引を行うことになる
・自分で常に相場をチェックする必要がある
・利益確定や損切りなどの戦略を事前に決めることが難しい

FXの指値注文には、成行と逆指値という2種類の方法があります。それぞれには、特徴やメリット・デメリットがあります。自分の取引スタイルや目的に合わせて、適切な方法を選ぶことが大切です。指値注文を使うことで、FXの取引をより効率的に行うことができます。